審査

FXには税金がかかるのか?

会社勤めをしている方は毎年税金を支払っているのですが、会社の方がその手続きを済ませているのであまり意識をしたことが無い方が多いでしょう。
自営業者の方は毎年確定申告をしているのでサラリーマンの方よりも税金に対する知識を持っていることが多いかもしれません。
実はFXで利益を得た場合は、確定申告をして税金を支払う必要があります。

税金は国や地方のために使われるので絶対に支払わなければいけません。
FXで大きな利益を得ているにも関わらず確定申告をしないと脱税をしたことになります。
毎年、確定申告をするのを忘れないようにしましょう。

基本的にFXで得た利益の2割が税金となります。
したがって、100万円の利益がある方は20万円を支払わなければいけないのです。
これは税金の中ではかなり割合が大きいです。

税金の内訳としては、所得税分と住民税分を支払う必要があります。
一律20%となっているので、100万円ならば20万円、1000万円ならば200万円です。
ただし、2013年から復興特別所得税というものが課せられるようになりました。

したがって、厳密には20.315%なのですが、細かいので大体20%であると理解しておけば良いでしょう。
また、税金が発生するのはFXで得た差益についてです。
したがって、トータルの収支がいくらであるかを計算する必要があります。

もしFXで得た利益が20万円以下である場合は確定申告をする義務はありません。
FXの収支が20万円を超えないならばその分には税金が課せられないのです。
ただし、FXで損失が生じてしまった場合でも確定申告をした方が良いです。

何故ならば、損失を繰り越すことができるからです。
たとえば、1年目に20万円の損をして、翌年80万円の利益を得たならば、繰越をすれば2年目に税金が課せられるのは60万円分だけなのです。
確定申告に関してはかなりややこしくなっています。
税務署のホームページを見ても分かりにくい方が多いでしょう。
FX業者がホームページなどで詳しく解説していることが多いので、説明文をよく読みましょう。

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